肩こりについて
「脳神経外科で肩こり?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、肩こりの中には、首の骨や神経の問題が原因となっているケースがあります。当院では、肩こりでお悩みの方のご相談もお受けしています。
肩こりは、頭痛やめまい、手足の痺れと並んで、当院に来院される方に多い症状の一つです。特に緊張型頭痛をお持ちの方は、肩こりを併発していることが少なくありません。「たかが肩こり」と放置せず、症状が続く場合は京都市伏見区のやまな脳神経クリニックへご相談ください。
肩こりの原因
肩こりの多くは、首や肩まわりの筋肉が緊張することで起こります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、前かがみの姿勢、運動不足、精神的なストレスなどが原因となります。
しかし、肩こりの中には、首の骨(頚椎)や神経に問題があって起こるものもあります。頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症などでは、神経が圧迫されることで肩こりや首の痛みが生じます。このような場合、単なる筋肉のこりとは治療法が異なります。
脳神経外科を受診するメリット
「肩こりは整形外科」というイメージをお持ちの方も多いと思います。確かに、骨や関節、筋肉の問題は整形外科の専門領域です。一方、脳神経外科は脳だけでなく、脊髄や神経も診療領域としています。
当院の院長は、脳の手術だけでなく、首や腰の脊椎手術も数多く経験してきました。アメリカでは脊椎脊髄の手術を脳神経外科医が担当することも多く、神経に関わる症状を診る専門性を持っています。
肩こりに加えて、手の痺れや脱力感、指先の細かい動作がしにくいなどの症状がある場合は、神経が関係している可能性があります。このような場合、MRI検査で頚椎の状態を詳しく確認することが大切です。
このような方はご相談ください
以下のような症状がある方は、神経の問題が隠れている可能性があります。
- 肩こりに加えて、手や腕に痺れがある
- 首を動かすと肩や腕に痛みが走る
- 肩こりと頭痛が一緒に起こることが多い
- マッサージや湿布では改善しない
- 肩こりが長期間続いている
当院での検査
当院では、肩こりの原因を調べるために、まず詳しい問診と神経学的な診察を行います。手や腕の感覚、筋力、反射などを確認し、神経に問題がないかを評価します。
MRI検査
神経症状がある場合や、原因をはっきりさせたい場合は、MRI検査をおすすめしています。MRI検査では、頚椎の椎間板や脊髄、神経根の状態を詳しく確認することができます。レントゲンでは見えない椎間板ヘルニアや脊髄の圧迫なども、MRIであれば評価可能です。
また、肩こりと緊張型頭痛を併発している方では、ストレートネック(首の骨の自然なカーブが失われた状態)が見つかることもあります。
治療について
肩こりの治療は、原因や症状の程度によって異なります。
筋肉の緊張が主な原因の場合は、まず生活習慣の見直しからお伝えしています。デスクワークの方には、パソコンのモニターの高さを目線に合わせる、1時間に1回は立ち上がって首や肩を動かす、といったアドバイスを行います。姿勢を改善するだけでも、症状が和らぐことがあります。
当院ではリハビリ機器も導入しており、ウォーターベッドや低周波治療器などを用いた物理療法を行っています。筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、症状の緩和を図ります。
症状に応じて、筋弛緩薬や鎮痛薬、漢方薬などを処方することもあります。頚椎椎間板ヘルニアなど神経の圧迫が原因で、症状が強い場合や改善しない場合は、手術が可能な医療機関へご紹介いたします。
肩こりでお悩みの方へ
肩こりは多くの方が経験する身近な症状ですが、中には神経の問題が隠れていることがあります。手の痺れを伴う場合や、なかなか改善しない場合は、一度MRI検査で原因を確認されることをおすすめします。
脳神経外科というと敷居が高く感じられるかもしれませんが、肩こりのご相談も歓迎しています。お気軽にご来院ください。






